山口大学経済学部・大学院経済学研究科

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トピックス

TOPICS2020.03.02

河村誠治教授(観光政策学科)最終講義

 後期末の試験が終わったばかりの2020年2月7日、河村誠治教授による最終講義「たかが観光、されど観光-観光経済分析講座の原点を辿る-」が経済学部第二大講義室にて開催されました。
 河村教授は、国立大学法人としては初の観光系の学科が山口大学と琉球大学に2005年設置されて以来、経済学部観光政策学科にて観光経済分析講座を担当されてこられました。
 最終講義は、観光経済分析講座の原点を辿るもので、ビジュアルな配布資料をもとに、観光の経済分析のミッション、観光および観光商品の定義と特殊性、ミクロ・マクロ経済の面からみて割に合わない観光経済、豊かな国に不可欠な観光、100年単位の持続可能な観光振興、観光教育のミッションなどが簡明に語られました。
 日頃、温和で明るく楽しいお話をされる河村教授ですが、この最終講義では山口大学での授業を締めくくるのに相応しい気合いの入った講義で、集まった人達は熱心に聞き入ってました。(観光政策学科・正宗)

TOPICS2020.01.30

柏木芳美教授(経済学科)最終講義

 2020年1月14日(火)、本年度末で定年退職される経済学科・柏木芳美教授の最終講義が開催されました。
 柏木先生は1996年4月に旧教養学部からの転任で経済学部にいらっしゃり、以来、24年にわたって「経済数学」を担当してこられました。柏木先生の本来のご専門は数学(代数学)ですが、経済学部に移籍されてからは、経済分析の基本ツールである経済数学をどの様に教えるべきかを、その知識を活かして日々工夫され、学部教育に多大な貢献をしてこられました。最終講義「ミクロ経済学から教えてもらったことなど」では、「消費税が2%上がったら価格はいくら上がる?」、「何をやっても下手なので、何もしない方が良いは本当か?」、「合理的な判断に間違いはないか~囚人のジレンマ」という三つのテーマで、数学者ならではの経済学の捉え方をわかりやすくご講義いただきました。
 山口大学ご着任から38年、経済学部に来られてから約四半世紀の長きに渡り、本当にお疲れ様でした。(経済学科・木部)

TOPICS2020.01.27

観光政策学科2年生がツーリズム・ホスピタリティ関連シンポジウムで英語プレゼンテーション

1月26日日曜日立命館アジア太平洋大学(APU)で開催された2019年度ツーリズム・ホスピタリティゼミ関連シンポジウム「AY2019 Joint Student Symposium on Tourism and Hospitality Research」が開催されました。
山口大学からは、観光政策学科を代表して2年生の岡佳弘君、桐脇夏峰君、渡辺美優さんが参加し英語で発表をしました。岡君は、ワールドカップのカナダチームのレガシー効果に関する「Regional development by the Rugby World Cup 2019-case of Nagato City」を桐脇君は、伝統工芸と観光の関係を調べる 「Hagi city tourism development strategy using Hagi ware」を渡辺さんは、観光動機理論から山口県のインバウンドを考える「Tourist motivation and inbound tourism strategy」を発表し、渡辺さんは「Potential Great Contribution Award]を受賞しました。
大会中グループ討論セッションや懇親会も開催され他大学と交流も楽しめました。来年以降多くの学生のチャレンジを期待しています。(観光政策学科・西尾)

TOPICS2020.01.23

医療・福祉経営コース第3回ワークショップ開催

 山口大学大学院経済学研究科企業経営専攻医療・福祉経営コースは関係教員、コースの修了生、現役院生等の研究活動に関する情報交換の場として、ワークショップを毎年1回計画的に催し、そこでの参加者の研究発表、討論等を通じて、それぞれの研究と仕事に寄与することを期待しています。

 令和元年のワークショップは12月7日に経済学部の第一会議室にて行われ、関係教員、医療・福祉経営コースの修了生、現役の大学院生、山口大学東アジア研究科博士課程で医療福祉を研究している学生、医療・福祉経営コースの進学を目指している経済学部の研究生、計14人が参加しました。

 医療・福祉経営コース委員長の角田教授が司会し、特命教授の中田先生が挨拶の中で、国内・外の情勢を総括し、2025年問題に直面している日本は介護人材、看護人材がますます重要視され、現存の問題点への対策をできるだけ早く立てる必要があると指摘しました。
その後二人の修了生による研究報告が行われました。
まず、修了生である社会福祉法人くだまつ平成会の岩本昌樹さん(中央写真)が「タイ・ベトナムの介護マーケットとこれからの介護事業戦略」と題した報告を行いました。岩本さんが経営する社会福祉法人くだまつ平成会は日本国内事業だけではなく、タイとベトナムでも介護、リハビリ、介護人材育成事業を成功裏に展開しています。岩本さんの報告を通じて、参会者たちは日本の介護現場の問題点を再認識し、タイ、ベトナムの高齢化及び介護市場の現状、また日本介護事業者が持つ優位性を生かす事業戦略を共有することができました。

 続いて、修了生の大林由美子さん(右写真)が「中堅看護職員のリテンション・マネジメントに関する研究」と題した報告を行いました。看護人材が不足すると叫ばれている今、人材流出を防ぎ、組織の生産性を高める経営戦略としてリテンション・マネジメントが有用とされています。大林さんは中堅看護師のリテンション・マネジメントへの示唆を得るために、アンケート調査を行い、統計手法を用いて分析し、その報告で調査と分析の結果、今後の課題等について認識を参加者たちと共有しました。

 二つの報告の後、会場から多くの質問が出て、参加者たちがそれぞれ関心を持つ内容について報告者と充実した議論を交わすことができました。(医療・福祉経営コース・袁)

TOPICS2020.01.16

山口県のインバウンドを考える!シンポジウム開催

1月10日金曜日山口大学吉田キャンパス大学会館大ホールに、日本政府観光局の亀山秀一理事長代理、上田英夫山口県観光連盟専務理事兼マーケティング統括をお迎えして、シンポジウム「山口県のインバウンド観光を考える」を開催しました。亀山氏は国連世界観光機関(UNWTO)マドリッド本部勤務経験もあり、基調講演ではインバウンド観光の世界の潮流、UNWTOでの仕事、訪日インバウンド、ラグビーワールドカップによるインバウンドのインパクトとSDGsへの取り組みなどについてもお話しいただきました。上田氏からは、山口での観光の変遷やインバウンド観光客に向けた観光商品の紹介など山口観光の魅力をお話しいただき、パネルディスカッションでは、欧州での観光の現状、農家民泊、東京オリンピック、パラリンピックの活用、今後の持続可能な山口県のインバウンド戦略についてや山口学で取り組んでいる「SDGsによる観光資源開発プロジェクト」についても議論しました。(観光政策学科・西尾)