山口大学経済学部・大学院経済学研究科

山口大学

職業会計人コース便り2019.07.17

フィリピン語学研修報告

3年 中村恒紀(写真左)

 まずは今回の研修を支援してくださった方々に厚くお礼申し上げます。私は春休み期間中フィリピン・セブ島にありますIDEA CEBUという語学学校にて6週間英語の勉強をさせていただきました。
 私は昔から英語が得意でなく、当初日本語の通じない海外で長期間過ごすこと自体大きな不安がありました。その為今回の研修ではまず英語に対する苦手意識を払拭する事を目的に勉強に臨みました。
 学校では1日8コマ計6時間の授業が全て英語にて行われ、これに加えTOEICやプログレステスト等のテストが夜に行われることもあります。文字通り英語漬けの日々であり、英語を学習する上で素晴らしい環境です。しかし私にとって環境になれない初週の負担は決して小さくありませんでした。初週の授業では、先生やクラスメイトの言うことがなかなか理解できず、これまでの不勉強を後悔すると共にその後の6週間に対して強く不安を覚えました。ですが一日二日と英語を聞いていくうちに少しずつ耳も慣れていき、2週目からは先生や友達との会話を楽しむことができるようになりました。また成果はTOEICのスコアにも表れ、毎週少しずつではありますがスコアを伸ばしていくことも出来ました。8コマの授業はどれも実践的で素晴らしいものでしたが、その中で私が特に印象深かったものは発音のクラスです。先生がマンツーマンで一つ一つの音の違いや発音の仕方を細かく指導してくださり、時には一つのフレーズを30分以上繰り返し練習したこともありました。このたびの経験を通して私にとっての英語が勉強すべき科目から日常で使う技能へと変化し、英語で話すことは楽しいという意識を持てたことこそ最大の成果であったように思います。
 もちろん今回の研修で私が経験したことは英語だけではありません。夜や休日には日本人や台湾人の友達と食事や買い物観光を楽しみました。セブ島にはまだまだ熱帯地域の自然が残されており、その中でジンベエザメとのシュノーケリングや自然の滝の中に飛び込むなど日本ではなかなか出来ない体験も出来ましたし、市内観光ではセブ島の歴史や伝統に触れるだけでなく、雑然とした繁華街の雰囲気に圧倒されたりもしました。その中でフィリピンは他の国から見るとまだまだ遅れている点もあり、インフラは貧弱ですし、住居も時にスラムのような場所も多くあります。ですが、そこに住むフィリピン人の明るさや大らかさからは、日々を楽しく明るく暮らすという点において私たちが学ぶことも多いように感じました。
 最後に繰り返しになりますが、このような貴重な経験を得る機会をいただき本当にありがとうございました。今後は今回の経験から得たものを生かし伸ばすとともに、それを将来に生かすべく公認会計士試験の勉強に励みたいと思います。

---
4年 穐本秀雄(写真右)

 この度職業会計人コースの制度を利用しフィリピン・セブ島IDEA CEBUへの語学留学をさせて頂きました。職業会計人コースの事務員の方々をはじめとし、その他にご支援くださった方々に厚くお礼申し上げます。
 今回は6週間の短期留学でしたが非常に意義のある留学となりました。英語の能力向上はもちろんのこと、フィリピンの文化に触れることでき、加えて自身の人間性の向上をすることが出来たと実感しています。
 私の受講したコースはPower Speaking5といい、学習の重点を「話すこと」に置いていました。留学前の私はTOEICで点を取るための「手法」の勉強をしており、簡単な英会話すらままならない状態でした。ボキャブラリーの不足、文法・語法を知らないこと、間違った発音で英単語を覚えていることなど多くの問題がありました。留学先では自身の能力の低さに嫌気がさし、一週間と持たずに英語の勉強を投げ出そうとかと思うようになりました。しかしIDEA CEBUの先生方は根気強く丁寧に教えてくださり、また教科書等の教材にとどまらず、生徒の学びたいことを学ばせる方針でした。私にとって英語の勉強がしやすい環境を作るためにクラス替え・クラスキャンセル等の制度を利用しました。さらに担当の先生方に私が関心を持っている事柄を伝え、それを英語で学ぶということをしていきました。それにより毎日の英語学習は楽しいものとなり、積極的に発言をするようになりました。卒業直前の成績は入学直後の成績から5段階も上昇していました。
 上記の様により良い環境を求める積極的な態度をとり続けること、快活に振る舞う人たちに囲まれて過ごす生活は内向的・悲観的であった自分を大きく変えました。今では以前よりも社交的・楽観的な人間になったと感じています。実際に、帰国してからは「表情が明るくなった」「積極的になった」と事務員の方や友人から評価を頂くことが多くありました。
 これからも英語の学習を続け、能力の向上に努めていきます。

職業会計人コース便り2019.04.02

あらた監査法人に勤務している卒業生によるインターンシップ

 3月16日土曜日12:30から18:00まで、あらた監査法人東京・福岡に勤務している12藤原くん(大学64期)と17田渕くん(大学67期)が同監査法人の方と共に来学し、インターンシップの一環として、経営分析シュミレーション・ゲームが実施されました。5チームに分かれてそれぞれ戦略を立て、2期間経過後の利益剰余金の金額を競いました。参加した学生の感想は以下の通りで大変好評でした。

4年生;
「販売価格の設定の際に、各業界の特性を踏まえ他のグループの価格設定を予想したり、また、販管費の設定の際に、各業界の将来予測をし費用配分を行うのが難しかったです。今回のインターンシップを通じて、企業の経営戦略や資産管理などを学び、実際の仕事内容についてのイメージができました。とても貴重な経験をさせていただいました。」「闇雲に価格を下げてもシェア拡大できるとは限らず、価格の低い燃料電池業界は損益分岐点を考えなければならないということが分かりました。私たちのチームは1期目に黒字倒産してしまい、借入金・有価証券などによる資金管理も大切だということが分かりました。」「ビジネスシュミレーションでは、考えさせるようなことが多くとても時間が経つのが早く感じました。」

3年生;
「本日のインターン、とても楽しかったです。財務分析だけでなく、競合の中でどう経営していくか等、新たな目線で数字を見る機会になりました。」「予想と実績との比較、自社と他社との数値の比較を基に、自社の戦略の改善策や次期以降の他社の動向を考えることが、非常にやり応えのあるものであった。」「初めて競争市場の中での疑似体験ができ、いつも勉強していることがこのように役立つのかという驚きや、経営者はこのような思考で戦略を立てているのかという新たな学びがあり、とても楽しかったです。」「利益だけでなく資金繰りを考慮することはとても難しく、今学んでいる会計学や経営学の大切さを実感し、これからの受験勉強の上で大きなモチベーションとなりました。」

2年生;
「数値以外の情報から将来の予測を行ったり戦略を建てたりすることが困難でしたがとても楽しめました。また自分の考えだけでなくメンバーの意見も考慮して意思決定を行うのが困難でしたがとてもやりがいを感じることができました。」

1年生;
「これまでに勉強した知識を活用し、見積りのP/L、B/S、S/Sを作り利益を最大にするために試行錯誤することが楽しかった。」「勉強のモチベーションの向上にも繋がりました。」「一期目は理解する所から入り、難しいと思っていました。しかし二期目になるとだんだんと分かっていき、低価格戦略などどのようにしたら利益が多く出るのか、また資金を上手く運用できるのか考えることができるようになっていきました。」
(職業会計人コース)

職業会計人コース便り2019.03.22

フィリピン語学研修報告

3年生 中村旬花

 この度フィリピン留学を支援してくださった方々に厚く御礼申し上げます。私はIDEA CEBUという語学学校で6週間、英語の勉強をさせていただきました。今回の留学で、私の英語の知識と能力は大きく向上したと実感しています。
 1週目は私にとって地獄のような週でした。TOEICは2年間で150点も下がっており、とてもショックを受けました。授業では先生の言っていることが理解できず、テキストは難しくて思ったように進みませんでした。それでも先生方は私が理解できるまで何度も繰り返し説明してくれ、私のぎこちない英語も熱心に聞いてくれました。授業とは関係のないことも含めて毎日いろいろなことを共有していくうちに、先生とは友達のように仲良くなりました。徐々に英語での日常に慣れ、授業で先生と英語で話すのが楽しみなりました。マンツーマン授業では自分の能力と成長に合わせて先生が授業を進めてくれるので、自分のペースで確実に英語力を伸ばすことができると思います。今回の留学ではマンツーマン授業を一日に5コマも受けさせていただき、最終週に受けたTOEICでは100点近く点数が上がっており驚きました。
 私の寮のルームメイトは二人の台湾人だったこともあり、多くの台湾人との交流がありました。台湾人のルームメイトと生活をともにすることで台湾の生活にふれることができましたし、お互いの国について教えあうことで異文化交流をはかることができました。特に驚いたのは、多くの台湾の友達が日本の医薬品を使用していることでした。理由を聞くと、日本の医薬品は効果が高いためわざわざ日本の物を買っているのだそうです。私は今まで体調が悪い時はあたりまえに近くのドラッグストアで医薬品を購入していましたが、他国ではそれがあたりまえでないことを知りました。このような発見により、私は日本での生活の豊かさに改めて感謝することができました。台湾の友達はいつも私を気遣い、遊びにも誘ってくれました。週末は台湾の友達とともに、多くの観光地に遊びに行きました。また、時間があれば英語の勉強のために机に向かうルームメイトに影響され、私も英語の勉強にも全力で取り組むことができました。ルームメイトが台湾人だったことで毎日英語での会話を余儀なくされましたが、それはわたしにとってリスニング力とスピーキング力の向上のための良い機会となりました。今回の留学で最も良かったことは、台湾の友達に出会えたことだと思います。今でも連絡を取り合っていますし、このつながりをこれからも大切にしていきたいと思っています。
 今回の留学は私の人生においてかけがえのない経験となりました。これからも、日本語のように英語が使えるようになることを目標に英語の勉強を継続していきたいと思います。このような貴重な機会を与えていただき本当にありがとうございました。(職業会計人コース)

職業会計人コース便り2019.03.22

フィリピン語学研修報告

3年生 盛満行延

 まず、初めに今回のフィリピン留学を支援してくださったすべての方々にお礼申し上げます。私は、フィリピンのセブにあるIDEA CEBUという語学学校に約2か月滞在していました。大学に入学して以来、英語に触れる機会がなかったことや今まで留学した経験もなかったため、授業についていけるのだろうか、外国人とコミュニケーションをとることができるかと不安がありました。しかし、それ以上にフィリピンでは貴重な体験をすることが出来ました。
 私の通っていた学校では、平日は、マンツーマンクラスが5クラス、グループクラスが3クラスありました。全ての授業が英語で行われ、最初は聞き取ることも話すことも難しく授業についていけず不安でした。しかし、日が経過するごとに、今まで頭の中で英語の文章を組み立てて話していたのが、無意識のうちに口から英語が出るようになり、自分が英語を聞き取れるようになっていたり、話せるようになっていたりしていることがわかりました。そして、どの授業の先生も親切で、面白く、冗談を交えつつ、丁寧に教えてもらいました。また、学校には様々な国籍の人がいて、色々な目的で留学に来ていました。そういった人達と話しをすることで、英語だけでなく、ほかのことも学ぶことができました。友達と話をしていく中で、いかに自分が受験でしか英語を使っていなかったかを痛感する機会が何度もあり、日常会話で使うような言葉を理解できなくて、恥ずかしい思いをしました。それでも英語でコミュニケーションをとれるようになりたかったし、色々な人と話してみたかったので、積極的に話しかけることを心がけていました。また、フィリピンでは勉強をするだけではなく、授業が終わると、友達とショッピングモールに行ったり、外食をしたりしてできるだけ遊ぶようにしていました。授業のない休日には、海や別の島に行ったりと観光をしていました。フィリピンで、道を歩いているとストリートチルドレンを見ることがあり、貧困なことがわかり、自分は恵まれた環境にいるということが分かりました。私の思い出として一番残っているのは、卒業するときにみんなでダンスを踊ったことでした。
 今回のフィリピン留学を通じて、恥をかくことを恐れずに色々なことに挑戦していくべきだということを感じました。また、英語は単に勉強して習得するものではなく、人とのコミュニケーションをとることによって、習得していくべきものだと感じました。また、フィリピンで出会った人とは日本に帰ってきても連絡をとることがあり、大事な友人を手に入れることができました。そして、今まで、日本のことしか考えておらず、視野が狭かったが、海外のことも考えられるようになりました。会計士の勉強をしていくことで、人とコミュニケーションをとることが疎かになっていたことも痛感しました。
 最後に、この留学で学んだことを生かせるようにしていき、人として成長するとともに、英語の勉強を継続していきたいと思います。このような貴重な経験をさせて頂き本当にありがとうございました。(職業会計人コース)

職業会計人コース便り2019.03.22

フィリピン語学研修報告

3年生 大中敢平

 今回私はフィリピンのセブ島のIDEA CEBUという語学学校に8週間滞在し、英語の学習をさせていただきました。今回の留学を支援してくださったすべての方々に御礼申し上げます。私は今回が初めての海外であり、また大学1年生以来公認会計士試験に集中していたため英語の学習はしておらず様々な不安を抱えた中で日本を出国しました。しかし、フィリピンでの留学を終えた今では英語力の向上の他に日本にいたままでは気づくことができなかった自分の強み・弱みのほか英語でのコミュニケーションについての考え方が大きく変わったように思います。
 IDEA CEBUでは最初の1週間はごく単純な語彙であっても言葉が出てこず、もどかしさや辛さを感じました。しかし、先生は私の拙い発音や文法での会話も理解しようと努めてくださった他、質問もしやすい環境でったので私は文法や発音のミスをあまり恐れることなく自分の意思や気持ちを伝えることに挑戦することができました。また、例えそれらのミスをしたとしてもすぐにフォローをして頂くことで自身の会話の幅を広げることができました。そのような環境の中で私は2週間を過ぎる頃には授業や英語での会話を楽しむことができるようになりました。
 次に、授業のない週末には、観光地、ショッピングモール、マリンスポーツなどを楽しみました。特に私はダイビングが気に入り、ライセンスを取得してからは毎週末足を運びました。ダイビングではフィリピンの美しい海を楽しむと同時に、様々な国籍や世代の友人をつくることができました。その方達と他の国のダイビングスポットの話や旅の話を聞く中で「もっと英語を喋られるようになって、会話や旅を楽しみたい」という気持ちが高まるようになりました。以前は英語をペーパーテストのような座学としてしか捉えていませんでしたが、今は会話のためのツールとして捉え学習の意欲も向上しました。
 また大学では良くも悪くも同じ会計や税務を先行する友人との交流が殆どで他の世代の方や大きく違った価値観や経歴を持つ方との交流がありませんでした。しかし、IDEA CEBUで先生や新しくできた友人と会話し文化やこれまでの人生について聞く中で、これまでとは違った捉え方や人生観について知ることができました。また日本にいる時には自分は恥ずかしがり屋ではないと考えていましたが、明るく活発なフィリピン人の先生や台湾人の友人を見ることでまだまたコミュニケーションスキルや思い切りの良さが足りないと痛感しました。その一方で、時間厳守な性格や誠実さを先生に褒めて頂く機会が何度かあり自分の強みとして高めていきたいと感じました。これらは日本にいたままでは気づくことができなかったことだと思うので、語学留学をして良かったと感じています。その他にも、何か自分を変化させるためには苦痛が伴ってでも新しい違った環境に身を置く必要があると気づくことができ、大きな収穫になったと感じています。このような貴重な経験をさせて頂き本当にありがとうございました。(職業会計人コース)